体に吸収されない栄養素は体内でどう処理されるのか?
食物繊維の働き
消化されない炭水化物、すなわち食物繊維は腸内で水分を吸収し、柔らかくかさ増しした便を作ります。これにより排便がスムーズになります。
短鎖脂肪酸の生成
大腸に届いた一部の食物繊維は腸内細菌によって発酵され、酢酸、プロピオン酸、酪酸といった短鎖脂肪酸が産生されます。酢酸とプロピオン酸は血流に吸収され、酪酸は大腸の上皮細胞のエネルギー源となります。
胆汁酸の再吸収と排泄
脂肪の消化を助ける胆汁酸は肝臓で合成され小腸へ分泌されます。回腸で一部が血液に再吸収され、残りは大腸へ送られ便と共に体外へ排出されます。
水分・電解質の最終処理
水分や電解質、消化されなかった食物残渣は大腸を通過し、最終的に糞便として排泄されます。
