ティラピアの栄養と健康効果
アメリカティラピア協会によると、低脂肪・低カロリーのシーフードとして、ティラピアは米国で5番目に人気のある魚です。2007年の統計では、米国民1人あたりの消費量は約1.14ポンド(約0.52kg)でした。ティラピアは、グリル、オーブン焼き、ブロイラー、ブラックニング、ソテー、フライ、バーベキューなど、さまざまな調理法で楽しめます。
識別
「ティラピア」という名称は、100種以上の魚種に共通して用いられます。加熱すると身は白くなるため、タラやヒラメ、スズキなどの白身魚の代用品として利用できます。養殖される魚の中でティラピアに次いで多いのはコイです。
栄養価
85g(約3オンス)のティラピア1食分には、カロリーが80kcal、たんぱく質が16g、脂質が1.5g含まれ、飽和脂肪酸・トランス脂肪酸は0gです。炭水化物や食物繊維はほとんど含まれません。また、ナイアシン、ビタミンB12、カリウム、セレン、リンが豊富に含まれています。
健康効果
ティラピアは質の高いたんぱく質源です。油を使わずに焼く、蒸す、グリルするなどヘルシーに調理すれば、低カロリーで飽和脂肪酸やトランス脂肪酸を摂取せずに済みます。
論争点
2008年夏にウェイク大学が実施し、米国栄養学会誌に掲載した研究では、養殖ティラピアはオメガ6脂肪酸が過剰でオメガ3が不足しているため、心血管に悪影響を及ぼす可能性が指摘されました。一方、サンフォードヘルスなどは反論し、議論は続いています。
摂取時の注意点
ティラピアは総合的に健康的な食品ですが、コレステロールを気にする人は適量にとどめるべきです。生のティラピア3オンス(約85g)には約42mg(1日の推奨摂取量の15%)のコレステロールが含まれます。
