CoQ10(コエンザイムQ10)の主な食事源
CoQ10(コエンザイムQ10)は、別名ユビキノンとも呼ばれる油溶性の化合物で、すべての動物細胞に存在し、特にミトコンドリアの電子伝達系で重要な役割を果たします。脂肪組織に蓄積されるため、動物性の健康的な脂肪、特に魚油が最も豊富な供給源とされています。
重要性
CoQ10は細胞呼吸に加えて、抗酸化・抗老化作用があるとされ、スキンケア製品にも配合されています。また、抗ヒスタミン作用があり、アレルギーや喘息、呼吸器疾患の治療に用いられることがあります。リソソーム機能を最適化し、免疫応答をサポートする役割も期待されています。
魚介類
魚はCoQ10の代表的な食物源です。脂肪が豊富でオメガ3脂肪酸など他の必須栄養素も同時に摂取できます。
- サバ、マグロ、サーモン、イワシ、ニシン、マスなどは、3オンス(約85g)あたり1〜2mgのCoQ10を含みます。
- 特に推奨摂取量は設定されていませんが、1日あたり3〜5mgが一般的とされています。
肉類
脂肪分の多い赤肉もCoQ10の供給源です。
- 牛肉(3オンス)で約2.5mg。
- 肝臓、腎臓、心臓、脳などの臓物は1オンスあたり2〜3mgとさらに高濃度です。ただし、心血管リスクを考慮し、摂取は適量に留めましょう。
- 鶏肉はやや低めで、3オンスあたり約1.4mgです。
植物性食品
完全菜食でもCoQ10を摂取できます。
- ブロッコリー・カリフラワー:半カップで約0.5mg。
- 大豆油・菜種油:大さじ1で1mg以上。
- ピーナッツ、ゴマ、ピスタチオ:1オンスで0.5〜1mg。
- ほうれん草も比較的多く含むと報告されています。
サプリメント
治療目的の高用量は1日100〜300mg、医師の指導下では最大3,000mgまで使用されます。食事だけでこの量を得ることは実質不可能です。
CoQ10サプリの吸収率は約10%と低く、脂肪を含む食事と同時に摂取すると吸収が改善します。米国では処方箋なしで購入可能です。
