10代が実践する健康的な食生活
近年の10代の食生活
10代は以前に比べて栄養や健康についての知識が高まっていますが、必ずしも正しい選択ができているとは限りません。学校の保健教育やインターネットの情報で、食事の重要性は広く認識されています。
家庭や学校、友人が集まる場所で選べる健康的な食品が増えており、ファストフードでもメニューに栄養表示が義務付けられ、フレンチフライの代わりにリンゴのくし形やサラダを提供する店が増えています。
家庭での栄養改善
朝食は1日のエネルギー源として欠かせませんが、寝坊してアイスコーヒーで済ませがちです。そこで、親は持ち運びしやすい朝食を用意しましょう。具体例として、プロテインシェイクやバー、シリアルバー、フルーツとヨーグルトのスムージー、トーストと卵のサンドイッチなどがあります。タンパク質が含まれると満腹感が続き、昼食までの「血糖の急落」を防げます。加工食品はナトリウムやトランス脂肪、糖分が高いものが多いので注意が必要です。
また、家族で食事の時間を確保し、食卓に座って食べる習慣を取り戻すことも大切です。食事の合間に間食やジャンクフードを摂り過ぎるリスクが減ります。忙しいティーンがすぐに手に取れるよう、果物や野菜は洗って皮をむき、カットした状態で冷蔵庫に保存しておきましょう。例えば、グリルした鶏肉を小さく切り、洗ったレタスと一緒に入れれば、すぐにヘルシーなサラダが作れます。
学校での栄養改善
連邦や州の条例により、多くの学校で健康的な給食が提供されています。マサチューセッツ州では、昼食が1日のたんぱく質、ビタミンA・C、鉄、カルシウム、エネルギーの3分の1を満たすよう基準が定められています。給食はバランスが取れ、選択肢も豊富です。しかし、時間や費用を節約したいティーンは自宅から持参する「\"ブラウンバッグ\"」ランチを選ぶことも増えています。学校は自動販売機のソーダやキャンディーを廃止し、ジュースやフルーツ、グラノーラバーに置き換える動きも進んでいます。
外出先での栄養改善
外出中でも健康的な選択はしやすくなっています。ファストフードチェーンはメニューにトランス脂肪を使用しない商品を増やし、サラダやフルーツを添えるオプションを提供しています。学校近くのコンビニエンスストアでも、冷蔵ケースにカット野菜やフルーツ、低カロリーヨーグルトなどが並び、手軽に購入できます。
空腹を防ぐ重要性
空腹状態で手軽に手に入るスナックを選んでしまうと、栄養バランスが崩れ、カフェインや砂糖に頼る悪循環に陥りがちです。適切なタイミングで栄養を補給すれば、肥満予防につながり、生涯にわたる健康基盤を築くことができます。
10代のベジタリアン・ヴィーガン
「\"Vegetarian Journal\"」の調査によると、2001年時点で6歳から17歳の子どもの約2%がベジタリアン(肉・魚・鶏肉を食べない)で、0.5%がヴィーガン(卵・はちみつ・乳製品も除外)でした。2009年のミネソタ大学の研究では、200人に1人がベジタリアンであることが分かっています。動物性食品を除いた食事でも、必要な栄養素を確保すれば健康的に過ごすことが可能です。
