ノニの特徴と効能

熱帯常緑樹のノニ(Morinda citrifolia)は、淡黄色の果実をつけ、そのジュースが評価されています。種子油はシャンプーに利用され、乾燥葉は医薬・化粧品原料として販売されています。ただし、医療効果はまだ科学的に確立されていません。

歴史

ハワイ大学のシェリル・アーンスト博士によると、ノニと根樹皮はポリネシア人が染料として利用し、ハワイへ持ち込んだ可能性があります。葉や緑色の果実は皮膚の傷や感染症の治療に使われていました。

食用

インドネシアやオーストラリアでは、飢饉時にノニの果実が食べられました。また、葉は4〜6%のたんぱく質を含み、料理用野菜として価値があります。

誤解

クレイトン大学医療センターは、がん、エイズ、心臓病、糖尿病など様々な疾患の治療にノニが有効であるという主張は根拠がないと指摘しています。健康効果に関する研究はまだ初期段階です。

可能性

科学的根拠は不十分ですが、ノニには代謝調整作用のゼロニン類、抗炎症作用のスコポレチン、免疫強化の多糖類など、薬効が確認された成分が含まれています。

注意点

ノニ果実は糖分とカリウムを含むため、糖尿病患者や腎機能障害のある人には安全ではない可能性があります。また、便秘を引き起こすこともあります。

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