ナトリウムとカリウムの欠乏
細胞内のカリウムは高濃度、細胞外のナトリウムは低濃度で存在し、電位差を保っています。この電位差は心臓、神経、筋肉の正常な機能に不可欠です。米国の食生活は塩分が多く、バランスが崩れやすく、長時間の大量発汗によりナトリウムとカリウムが失われ、致命的な低ナトリウム血症を引き起こすことがあります。
問題点
カリウムが不足すると濃度バランスが崩れ、発育障害や血液疾患の原因となります。また、電解質全体が不足すると低ナトリウム血症が起こります。
カリウム欠乏の影響
発育期の子どもでは肺や腎臓の機能障害を引き起こす可能性があります。成人では脳卒中、高血圧、腎結石、骨粗鬆症など、さまざまな深刻な健康問題が生じます。
カリウム欠乏への対策
多くの欠乏は食事中の塩分過多と関係しています。塩分摂取を控えることで体内バランスを保ちやすくなります。重度の場合やリスクが高い患者には、カリウムサプリメントの使用が推奨されます。
カリウムを多く含む食品
カリウム塩サプリはマルチビタミンに比べて吸収率が高いです。日常的に摂取しやすい食品として、ジャガイモ、プラム、バナナ、トマト、カボチャ、ほうれん草、ニンニク、アボカドなどが挙げられます。
低ナトリウム血症とは
マラソンなど長時間の激しい運動を行う選手でも、汗で電解質が失われ低ナトリウム血症になるリスクがあります。症状は倦怠感、膀胱機能障害、めまいなどで、重症化すると致命的です。
低ナトリウム血症の対策
電解質入りのスポーツドリンクやカリウムを含むフルーツジュース、鶏がらスープ、トマトジュース、塩タブレットなどで失われた電解質を補給します。
