食事でナトリウムが不足すると起こる影響とは?
食事中のナトリウムはしばしばネガティブに捉えられますが、実際には体の様々な機能に欠かせない重要な役割を果たしています。ナトリウムは体内の水分圧やバランスを調整し、神経インパルスの伝達を助け、筋肉の収縮を可能にします。消化においては、腸から血流へ必須アミノ酸を運び、糖の吸収にも必要です。過剰摂取による高血圧や炎症のリスクはあるものの、ナトリウムが不足したり体から失われすぎることも同様に危険です。
ナトリウムの喪失方法
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食事から十分なナトリウムを摂取できないことは極めて稀です。未加工の自然食品にもある程度のナトリウムが含まれています。主な喪失は、発汗、脱水、下痢、嘔吐によって起こります。体温が上がると皮膚を冷やすために汗をかき、その際にナトリウムも失われます。脱水は、摂取する水分よりも多く失うことで起こり、汗や嘔吐、下痢とともに起こります。ナトリウムとともに、体に必須の電解質も失われます。
低血圧
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塩分と水分が失われると、細胞外液が減少し血液量が低下します。血液量が減ると血圧が下がり、心臓・脳・腎臓などの重要な臓器へ酸素や栄養が十分に届かなくなります。長時間にわたって供給が不足すると、臓器は永続的な損傷を受け、機能が停止する恐れがあります。また、血圧低下に伴う倦怠感も典型的な症状です。
吐き気とめまい
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ナトリウムが不足すると、体内に取り込まれた水分が細胞内に流れ込みやすくなります。ナトリウムが水分バランスを調整できないため、組織がむくみます。特に脳組織のむくみはめまいや頭痛を引き起こし、他の部位の炎症は吐き気や筋肉の痙攣・ひきつりの原因となります。
脳卒中
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ナトリウムが極端に不足すると、脳組織が過度に膨張し頭蓋内圧が上昇します。初期は頭痛として現れますが、圧力が高まると脳卒中、ひいては死に至ることもあります。血液循環が不十分になるため、他の重要臓器も機能不全に陥る危険があります。
推奨ナトリウム摂取量
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日本人の推奨上限は1日あたり2,300 mg以下ですが、細胞が正常に機能するために必要な量は約500 mgです。加工食品はナトリウムが高く、加工されたパンさえ食べていれば不足を心配する必要はありません。自然食品にもナトリウムは含まれており、セロリ、ビーツ、魚介類、鶏肉などは特に多く含みます。新鮮な果物・野菜と赤身肉中心の食事を心がければ、適切な摂取が確保できます。過度な暑さの中での運動は避け、嘔吐や下痢で水分を失った際は、単なる水だけでなく電解質バランスのとれたドリンクで補給することが重要です。
