牛乳はどのように粉末ミルクへ加工されるのか
新鮮な牛乳は毎日、酪農場からタンク車でクリームリー(乳製品工場)へ運ばれます。工場に到着した牛乳は、まず品質検査を受け、基準を満たしたものだけが粉末ミルクへと加工されます。
蒸発工程
蒸発器で牛乳の液体量の約3分の1が取り除かれ、同時に殺菌(低温殺菌)が行われます。続いて分離機でクリームを分離し、乳成分を均一に調整します。濃縮された牛乳はスプレードライ方式で乾燥され、巨大なドライヤー塔内で高速気流によりミルク滴が飛び散り、残りの水分が完全に除去されます。
粉末ミルクの利点
液体牛乳に比べ、粉末ミルクは保存期間が長く、脂肪分に応じて6か月から2年まで保存可能です。冷蔵が不要なため、冷蔵設備が整っていない地域でも広く利用されています。
注意点
粉末ミルクには、動脈硬化のリスクを高める可能性のある成分が含まれることがあります。この点は、乾燥卵製品や乾燥チーズなど、他の乾燥動物性食品でも共通の課題です。
