ヒスタミンが含まれる食品と対策

ヒスタミンとは?

ヒスタミンは体内に存在する生理活性物質で、免疫系の働きやアレルギー反応に関与します。ヒスタミンは肥満細胞に蓄えられ、食物や植物、昆虫の毒などが刺激になると放出されます。

ヒスタミンの歴史

ヒスタミンは1910年にジョージ・バッガーとヘンリー・デイルによって、麦角菌(エルゴト)から初めて発見されました。1911年には動物組織からも単離され、以後多くの植物や昆虫の毒に含まれることが明らかになっています。

体内でのヒスタミンの役割

ヒスタミンはストレスやアレルゲンに反応して放出され、胃酸分泌の調整や脳内神経伝達物質のバランス、外部の有害物質から身を守る警告信号など、さまざまな生理作用を持ちます。

ヒスタミンを含む食品

  • アルコール飲料(ビール、ワイン、シャンパンなど)
  • アボカド
  • 熟成チーズ(チェダー、パルメザン、ブルーチーズなど)
  • 発酵食品(キムチ、納豆、味噌、醤油)
  • 酵母製品
  • ピクルス、オリーブ
  • ヨーグルト
  • 加工肉(ハム、ソーセージ、ベーコン)
  • その他多くの食品

ヒスタミンを大量に放出させる食品

  • アルコール
  • バナナ
  • チョコレート
  • 魚介類(特に青魚)
  • 牛乳・乳製品
  • 甲殻類(エビ、カニ)
  • イチゴ
  • トマト
  • パイナップル

抗ヒスタミン薬について

市販の抗ヒスタミン薬は、食物や環境中のヒスタミンが引き起こす鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、皮膚の発疹などの症状を緩和します。抗ヒスタミン薬は去痰薬(デコンジェスタント)とは異なり、ヒスタミンの作用をブロックすることで症状を抑えます。アレルギーの原因となる食品や植物を特定したい場合は、皮膚テストや血液検査を受けることが推奨されます。

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