食品ラベルに必須の項目とは?
1990年に施行された「栄養表示と教育法(Nutrition Labeling and Education Act)」により、食品ラベルの表示項目と形式が統一され、消費者が必要な栄養情報を容易に取得できるようになりました。すべての包装食品(輸入品を含む)は、以下の項目をラベルに記載しなければなりません。
識別情報
- 製品名、製造者または販売者の名称・連絡先、製品の容量(サイズ)を明記する。
原材料表示
- 使用した原材料は、重量(または含有量)が多い順にすべて記載する。水分も原材料に含まれる場合は必ず記載する。
- 表示場所は特に指定されていないが、見やすく読めることが求められる。
1食分の量(サービングサイズ)
- 1食分の量と、パッケージ全体に含まれる概算の食数を明確に示す。
- 栄養成分は「1食分あたり」の値で表示し、パッケージ全体の合計ではない。
栄養成分表示(Nutrition Facts)
- 1食分あたりのエネルギー(カロリー)
- 総脂肪(飽和脂肪・トランス脂肪)
- コレステロール、ナトリウム
- 総炭水化物(食物繊維・糖類)
- たんぱく質
- ビタミンA・C、鉄、カルシウムの量
- 製品が特定のビタミンや栄養素を強調する場合は、その成分も表示する(例:強化小麦粉にはリボフラビン、チアミン、ナイアシンが必須)。
1日当たりの基準値(Daily Values)
- 米国食品医薬品局(FDA)は、1日2000kcal(場合により2500kcal)基準で各栄養素の「1日当たりの%」を表示することを義務付けている。
- この%は栄養成分表の横に併記するか、ラベル下部にまとめて記載できる。
健康・栄養表示(Health Claims)
- 「低脂肪」「コレステロールゼロ」「カロリー減」などの表示は、ラベル上の数値で裏付けられる必要がある。
- 例えば「低脂肪」は1食分あたり脂肪が3g以下であることを意味するが、具体的な基準はFDAのガイドラインに記載されている。
