スポーツ栄養士とは
重要性
競技に挑むなら食事は不可欠です。食べ物は運動に必要なエネルギー源であり、米国大統領健康・体力委員会の調査によれば、1日1時間以上運動する人は、適切な種類と量の食事・水分を摂取する必要があります。スポーツ栄養士は、タンパク質、炭水化物、液体、その他の栄養素のバランスを整え、最高のパフォーマンスを引き出すサポートを行います。適切な栄養管理は、最後まで力強く走り抜けるか、壁にぶつかるかの差を生むことがあります。
役割
スポーツ栄養士は、個々の選手やチーム、医療専門家、学校・大学と連携して活動します。選手の体組成、競技要件、既往歴を評価し、栄養・生活習慣の分析を行います。その結果を基に、パフォーマンス向上と激しいトレーニングからの回復を支える食事プログラムを作成します。必要に応じて、理学療法士や医師への紹介も行います。
資格・種類
「栄養士」と称する人は多いですが、米国栄養学会(Academy of Nutrition and Dietetics)に認定されたスポーツ栄養の専門家は「スポーツ栄養士(Sports Dietitian)」と呼ばれます。最低でも栄養学の学士号が必要で、栄養学または運動生理学の修士号が望まれます。州ごとの免許が必要な場合もあります。国際スポーツ栄養学会(International Society of Sports Nutrition)の認定試験に合格すると「Certified Sports Nutritionist(CISSN)」の資格が得られます。全米スポーツ栄養協会(National Association of Sports Nutrition)も、選手と関わる栄養士・トレーナー・医療従事者に認定を行っています。
将来性
米国労働省労働統計局のデータによれば、認定資格と専門訓練を受けた栄養士の就業機会は好調です。スポーツやフィットネスへの関心が高まるにつれ、医療機関以外のスポーツ現場での需要が増加すると予想されます。
誤解と注意点
米国では約4割から半数の人が日常的に栄養補助食品を使用しており、数十億ドル規模の市場が形成されています。しかし、これらのサプリメントは政府の規制対象外であり、パフォーマンス向上を謳う主張は慎重に判断すべきです。認定されたスポーツ栄養士は、特定の栄養ニーズに合わせて信頼できるメーカーのサプリを提案することがありますが、使用は最小限にとどめ、まずは食事指導と栄養カウンセリングが基本です。
