お茶が健康にもたらす効果

お茶は、葉や花の柔らかい部分を使った「抽出(インフュージョン)」と、硬い部分を長時間煮出す「沸騰抽出(デコクション)」の二つの方法で作られます。どちらの製法でも、お茶に含まれる豊富な健康効果を享受できます。

フラボノイド

黒茶にはフラボノイドが含まれており、毛細血管や結合組織を強化し、抗炎症・抗ヒスタミン・抗ウイルス作用を示すとされています(Gaby博士「The Natural Pharmacy」)。

タンニン酸

黒茶に含まれるタンニン酸は抗菌作用と収れん作用があり、歯痛や潰瘍、創傷の回復を助けます。歯科医師は抜歯後に冷ましたお茶のティーバッグを当てることで感染リスクを低減させることを勧めることがあります。

治癒効果

Pace大学のミルトン・シフェンバウアー研究者の研究によれば、黒茶は口腔内のウイルスを除去し、下痢、肺炎、膀胱炎、皮膚感染症の予防・期間短縮に寄与します。

予防効果

黒茶に含まれるTF‑2という化合物はがん細胞の増殖を抑制し、前立腺がん、乳がん、胃がんの予防に期待されています。また、虫歯予防、関節炎緩和、余分な脂肪燃焼の効果も報告されています。

お茶と心血管の健康

2001年に「Cancer Weekly」が掲載した記事「Two New Studies Support Health Benefits of Black Tea」では、サウジアラビアで行われた1,764人の女性を対象とした調査結果が紹介されています。調査では、黒茶を飲む女性は心血管疾患のリスクが19%低下し、1日6杯以上飲むグループはコレステロール、トリグリセリド、LDLコレステロールが低いことが示されました。アリゾナ大学のイマン・ハキム博士は「茶の摂取と血中脂質レベルには有意な逆相関が認められ、心疾患の発症率に対する保護効果が期待できる」とコメントしています。

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