眠くならないセロトニン調整代替療法
人間の脳はセロトニンというホルモンを産生し、幸福感の基礎を支えています。セロトニンが過不足になると、神経系のさまざまな疾患が起こりやすくなります。一般的に医師はセロトニン受容体に作用する処方薬でバランスを整えますが、眠気やだるさといった副作用が問題になることがあります。そこで、眠くならずに覚醒感を保てる代替療法が注目されています。
セントジョーンズワート(St. John's Wort)
セントジョーズワートは、うつや不安発作の緩和に用いられるハーブです。ティー、カプセル、錠剤、液体など様々な形で摂取でき、処方は不要です。眠気を引き起こすことは少ないものの、光過敏、胃腸障害、口渇、性機能障害、疲労感などの副作用が報告されています。
カヴァ(Kava)
カヴァは南太平洋原産のハーブで、根を煎じて飲むとリラックス効果が得られます。セロトニン受容体薬と同様の鎮静作用がありますが、覚醒状態を保ちつつストレスや不安を和らげます。伝統的には儀式や医療目的で使用され、現在も「幸せで穏やかな感覚」を促す飲料として人気です。
アザスピロン系薬剤(Azaspirones)
アザスピロンは不安症状の治療に使われる処方薬の一群で、セロトニン受容体薬の代替として処方されることがあります。効果は数週間かけて徐々に現れますが、眠気や記憶・平衡感覚への影響はほとんどありません。「ぼんやりした」感覚を引き起こさない点が評価されています。
