ストレス・疲労・気分変動に効くビタミンとは

疲労や気分の変動、ストレスの対策はカウンセリングや抗不安薬までさまざまですが、ビタミンをサプリメントで摂取することで自然に改善できることがあります。ここでは、特に効果が期待できるビタミンA、ビタミンB群、ビタミンCについて、その働きと適切な摂取方法を解説します。

ビタミンA

ビタミンAは免疫機能を高め、病原体から体を守る重要な脂溶性ビタミンです。赤血球の生成にも関与しているため、貧血による疲労を予防します。また、免疫力が向上すると風邪などの軽い感染症で起こる疲労や気分の揺れも抑えられます。

ただし、脂溶性であるため過剰摂取は体内に蓄積しやすく、頭痛や軽度の肝障害を引き起こすことがあります。目安としては1日20,000IU(約6 mg)以内に抑えることが推奨されます。

ビタミンB群(Bコンプレックス)

ビタミンB群は水溶性で、エネルギー代謝や神経伝達物質の合成に不可欠です。特に葉酸、ピリドキシン(ビタミンB6)、ビタミンB12は赤血球の形成を助け、全身に酸素を供給します。酸素供給が不足するとエネルギーが低下し、疲労やストレス、気分の変動が起こりやすくなります。

ビタミンB6は特に気分の安定に寄与し、疲労回復にも効果的です。水溶性なので過剰分は尿中に排泄されやすく、過剰摂取による副作用は比較的少ないですが、長期間の大量摂取は神経障害のリスクがあるため、サプリは推奨量(例:ビタミンB6は1日10 mg)を守りましょう。

ビタミンC

ビタミンCは免疫系をサポートし、インターフェロンの産生を促進してウイルスの拡散を防ぎます。また、白血球の生成に必要で、感染症による疲労やストレスの軽減に役立ちます。さらに、副腎でのホルモン合成を助け、ストレスホルモンのバランス調整に関与します。

水溶性で体内に長く蓄積されないため、毎日継続的に摂取することが重要です。食事だけで不足しがちな場合は、1日500 mg〜1 g程度のサプリメントで補うと効果的です。

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