HGH(ヒト成長ホルモン)の副作用とは?
ヒト成長ホルモン(HGH)は、下垂体から分泌されるホルモンで、身体の成長や成熟に欠かせません。成長期に十分なHGHが分泌されないと、低身長やその他の障害が起こります。一方、過剰に分泌されると巨人症や先端肥大症(手足や顔の肥大)になることがあります。合成HGHは、体内でHGHが不足している状態の治療に用いられることがありますが、使用にあたっては副作用も考慮する必要があります。
一般的な副作用
- 関節痛:特に関節に水分がたまることで痛みが生じます。投与量を減らすことで軽減できることがあります。
- 水分貯留(むくみ):体内の水分保持が増えるため、手足や顔が腫れることがあります。
腹部膨満
HGHを筋肉増強目的で大量に使用すると、腹部が膨らむことがあります。処方通りに使用すれば、一般的には稀な副作用です。
先端肥大症(アクロメガリー)
先端肥大症は骨の異常な成長を伴う疾患で、直接HGHが原因になるわけではありませんが、HGHの過剰投与は症状の進行を早める可能性があります。
手根管症候群
手首の神経が圧迫されることで起こる手根管症候群は、HGHの不適切な使用により発症リスクが高まります。痛みやしびれ、握力低下が主な症状です。
低血糖症
インスリン分泌が増加し、血糖値が低下する低血糖症が起こることがあります。特に糖尿病治療中の方は注意が必要です。
健康な人への副作用
- 関節痛や関節炎様の痛み。
- 筋肉痛や筋肉のこわばり。
- 男性の場合、乳房組織が増える女性化乳房(男性乳腺肥大)。
- 水分貯留による四肢のむくみ。
