脂溶性ビタミンの特徴

保存

脂溶性ビタミンは脂肪組織や肝臓に蓄えられます。水溶性ビタミンは毎日摂取が必要ですが、脂溶性ビタミンは体内に貯蔵でき、必要なときに使用されます。

持続性

脂溶性ビタミンは体内で長期間残ります。例えばビタミンKは血液凝固に、ビタミンDは骨のカルシウム形成や小腸からのカルシウム吸収に利用されます。週に数回、日光を15分程度浴びるだけで、ビタミンDを十分に蓄えることができます。

吸収と排泄

脂溶性ビタミンは小腸で食事中の脂肪と一緒に吸収されます。クローン病など脂肪吸収障害がある人は、十分に吸収できないことがあります。また、水溶性ビタミンに比べ排泄が遅く、体内に残りやすいです。

過剰症(毒性)

体内に長く蓄積されるため、過剰摂取すると毒性が出やすいです。通常の食事で過剰になることは稀ですが、サプリメントを高用量で摂取するとビタミンAの過剰症(頭痛、吐き気、視力低下、成長遅延など)を引き起こすことがあります。

調理への影響

コロラド州立大学の研究によれば、脂溶性ビタミンは加熱に強く、調理によって大幅に減少しません。水溶性ビタミンとは異なり、熱や調理による損失が少ないのが特徴です。

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