ビタミンDはあなたの体に何をもたらすのか?

ビタミンDの働き

ビタミンDは健康と成長に欠かせない栄養素です。骨や歯の形成に必要なカルシウムとリンの吸収・利用を助け、骨格の健康を支えます。子どもの頃に不足するとくる病(くる病)となり、成人でも不足すると骨密度が低下し、骨粗鬆症や骨折リスクが高まります。

ビタミンDの潜在的なメリット

体内の多くの細胞にビタミンD受容体があることから、さまざまな健康状態への関与が研究されています。最新の研究では、ビタミンDが多発性硬化症やその他の自己免疫疾患の予防に役立つ可能性が示唆されています。また、女性の乳がんリスク低減とも関連が報告されています。

ビタミンD欠乏の予防

ビタミンD欠乏は米国などの先進国でも依然として問題です。骨や歯だけでなく、全身の健康に重要とされる今、日光浴、食事、サプリメントで十分な摂取を心がけましょう。目安として、成人は1日あたり1,000 IU(コレカルシフェロール)を、子どもは400 IUを摂取すると効果的です。

ビタミンD欠乏リスクが高い人

主な食料源が動物性食品であるため、完全菜食主義者はサプリメントでの補給が必要です(北米では多くの牛乳やシリアルが強化されています)。慢性炎症や腸疾患で栄養吸収が妨げられる人、高齢者も食事量や吸収率が低下し、日光に当たる機会が少ないためリスクが高まります。加えて、加齢に伴い皮膚でのビタミンD合成量が減少します。

ビタミンD欠乏と過剰摂取

ビタミンDは肝臓と腎臓で活性型に変換されます。肝硬変、肝炎、腎結石などの肝腎疾患があると変換がうまくいかず、欠乏しやすくなります。一方、過剰に摂取すると腎結石や高カルシウム血症(血中カルシウム過剰)になるリスクがあります。慢性の肝・腎疾患を抱えている場合は、医師に血中ビタミンD濃度のチェックを依頼しましょう。

ビタミン - 関連記事