過剰なプロゲステロンがもたらす影響

プロゲステロンとは

プロゲステロンは女性の体内で自然に産生されるホルモンで、妊娠に備えて子宮を整える役割があります。男性も少量分泌しますが、男性の発達にはテストステロンが主に関与します。ホルモン補充療法や避妊薬としても利用されます。

過剰なプロゲステロンがもたらす主な影響

軽度の鎮静作用

プロゲステロンが過剰になると、エストロゲン受容体がダウンレギュレートされ、脳内のセロトニン産生が低下します。その結果、眠気や軽い酩酊感を感じることがあります。症状が出たら摂取量を徐々に減らすことが推奨されます。

エストロゲン優位

長期間プロゲステロンが不足していた女性が急に過剰になると、エストロゲン受容体の感受性が回復し、頭痛や胸の腫れ・張りといったエストロゲン優位症状が現れます。多くの場合、体が新しいホルモンバランスに適応すると自然に改善します。

性欲低下と水分保持

高濃度のプロゲステロンはテストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)へ変換されるのを抑制し、性欲が低下します。特に男性に顕著です。また、プロゲステロンが副腎でデオキシコルチゾンに変換されやすくなり、むくみが生じることがあります。

カンジダ感染リスクの増加

プロゲステロン過剰は白血球の活性を低下させ、膨満感やガスが増えるだけでなく、酵母感染(カンジダ)の原因菌に対抗する免疫力も低下させます。

抑うつ症状

エストロゲン受容体が抑制されると、脳内のセロトニン産生が減少し、感情の安定が損なわれます。抑うつ症状が続く場合は医師に相談してください。

過剰なプロゲステロンは様々な身体的・精神的影響を及ぼす可能性があるため、自己判断での過剰摂取は避け、医療専門家と相談することが重要です。

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