塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)とは何か
概要
塩酸ピリドキシンはビタミンB6(ピリドキシン)の塩酸塩で、食品に自然に含まれ、サプリメントとしても広く利用されています。
主な食品源
- ツナ
- バナナ
- 鶏胸肉・七面鳥胸肉
- 子牛のレバー
- タラ
- サーモン
- レッドスナッパー
- 牛肉
- ハリバット(ヒラメ)
体内での働き
塩酸ピリドキシンは、神経伝達物質であるセロトニンとノルエピネフリンの合成に不可欠です。また、神経を絶縁するミエリンの構成成分でもあります。
欠乏症の影響
ビタミンB6が不足すると、神経障害、皮膚炎、粘膜の異常、血球の異常が現れます。特にアルコール依存症、肝硬変、甲状腺機能低下症、心不全、栄養吸収障害を持つ患者で欠乏が起こりやすいです。
推奨摂取量
成人(18歳以上)は食事やサプリメントから1日あたり約100 µgのビタミンB6を摂取すべきです。子供は年齢に応じて30〜80 µgが目安となります。
過剰摂取のリスク
過剰に摂取すると、吐き気、胃痛、食欲不振、頭痛、しびれ、眠気などの症状が現れます。長期間にわたる高用量のビタミンB6は、脳や神経への損傷リスクを高める可能性があります。
