ビタミンAの推奨摂取量(RDA)はどれくらい?

ビタミンAの発見

ビタミンAは1917年に2つの大学で同時に発見されました。脂溶性ビタミンとして初めて単離・命名されたことから「脂溶性因子A」と呼ばれました。当時はビタミンに関する知識がほとんどなく、ラットのくる病(くる病)を治すことができると分かっていました。

ビタミンAの主な働き

ビタミンAの代表的な効果は視力の維持です。にんじんにビタミンAが豊富に含まれているのはこのためです。また、免疫機能の強化や健康な細胞増殖をサポートし、ニキビ治療にも有効とされています。

推奨摂取量(RDA)

細胞の成長・再生に重要なビタミンAは、年齢や性別、授乳中かどうかで必要量が変わります。公式のRDAは乳児に設定されていませんが、以下が目安とされています。

・乳児(0歳): 500 µg
・1〜3歳: 300 µg
・4〜8歳: 400 µg
・9〜13歳: 600 µg
・14歳以上男性: 900 µg
・14歳以上女性: 700 µg
・授乳中の母親: 1,300 µg

ビタミンAの摂取方法

ビタミンAは動物性食品と植物性食品の両方に含まれます。最も濃度が高いのは牛レバーで、かつてビタミンA欠乏症の治療に用いられていました。色の濃い野菜や果物も豊富です。特ににんじん、ほうれん草、ケール、カンタロープ(甘いメロン)などが優れた供給源です。

過剰摂取の注意点

脂溶性ビタミンであるため、過剰に摂取すると体内に蓄積しやすく、ビタミンA中毒(過ビタミン症A)を引き起こすリスクがあります。成人は1日2,800 µg以上のレチノール形ビタミンAを、子供は600〜900 µgを超えないようにしましょう。にんじん1カップでRDAの600%以上を摂取できますが、野菜由来のβカロテンは過剰になりにくく、毒性はほとんどありません。新鮮な野菜・果物を十分に食べていれば、サプリメントは不要です。

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