減量のための毎日食事交換プラン
食事交換プランは、1930年代に糖尿病患者が食事摂取量を管理するために考案されました。その後、ウェイトウォッチャーズなど多くの減量プログラムで採用され、現在では一般的な減量法として広く知られています。米国栄養士会と米国糖尿病協会が提示した食品リストを基に、食品をカテゴリー別に分け、1日の摂取目安を示すシンプルなシステムです。
基本の考え方
特別な会員登録や商品購入は不要です。バランスの取れた常識的な食事を、以下のような「交換単位(エクスチェンジ)」で管理します。各カテゴリー内で好きな食品を組み合わせても、総量が規定の交換数を超えなければ問題ありません。
- 例:たんぱく質交換 1単位=赤身牛肉 28g、または水煮ツナ ½カップ、またはパルメザンチーズ 大さじ2。脂肪分が多い食品を選んだ場合は、脂肪交換も調整します。
個人に合わせた減量プラン
必要カロリーは体重や減量目標に応じて設定します。たとえば、体重が50〜100ポンド(約23〜45kg)オーバーしている場合、1日1,400〜1,500kcalを目安にすると効果的です。1,500kcalの例は以下の通りです。
- 炭水化物交換:5単位(パンやパスタなど)
- たんぱく質交換:8単位
- 野菜交換:4単位(※一部野菜は無料交換)
- 果物交換:3単位
- 乳製品交換:2単位
- 脂肪交換:3単位
- 自由交換:3〜4単位(カロリーがほぼゼロの調味料や飲料など)
1日のメニュー例
上記の交換数を実際の食事に置き換えると、次のようなメニューになります。
- 朝食:全粒粉イングリッシュマフィン半個(炭水化物1単位)+ピーナッツバター大さじ1(脂肪1単位・たんぱく質1単位)+大きめバナナ半分(果物1単位)+無脂肪・無糖ヨーグルト180〜240ml(乳製品1単位)
- 午前のスナック:カッテージチーズ1/4カップ(たんぱく質1単位)+無糖缶パイナップル1/2カップ(果物1単位)
- 昼食:水煮ツナ1/2カップ(たんぱく質2単位)+サラダリーフ1カップとトマト1/2カップ(野菜2単位)+低脂肪クルトン1カップ(炭水化物1単位)+キュウリ、青ねぎ、ノンファットドレッシング大さじ1(自由交換3単位)
- 午後のスナック:エアポップポップコーン3カップ(炭水化物1単位)
- 夕食:鶏胸肉4オンス(たんぱく質4単位)+マッシュポテト1/2カップ(炭水化物1単位・脂肪1単位)+ブロッコリー1/2カップ(野菜1単位)+夏かぼちゃ1/2カップ(野菜1単位)
- デザート/夜食:タヒニ小さじ2(脂肪1単位)を小さめのリンゴに塗って(果物1単位)
各項目は好きな食材に置き換えて構いません。たとえば、ツナとサラダの代わりに、低脂肪ハム2オンスと蒸しアスパラガスを選んでも同じ交換数でOKです。交換の概念さえ理解すれば、好きな食べ物を取り入れながら減量を続けられるのがこのプランの魅力です。
