レダクチル(シブトラミン)と肥満治療の概要と注意点

レダクチル(シブトラミン塩酸塩)と肥満

体重が減らない場合、医師は食欲抑制剤「レダクチル」(シブトラミン塩酸塩単水和物)を処方することがあります。主に、BMIが30以上の場合に適応され、BMIが27以上で高コレステロール血症や2型糖尿病といった合併症がある場合にも使用が検討されます。

期待できる効果と使用期間

レダクチルは、短期間(通常は1年以内)に食事制限と適度な運動を併用することで、体重減少を促します。3か月間で体重の5%以上の減少が見られない、あるいは逆に体重が増加した場合は、直ちに使用を中止すべきです。

レダクチルの作用機序

脳内の神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害し、満腹感を伝えるシグナルを過剰に発生させます。その結果、食欲が抑制され、摂取カロリーが自然と減少します。

使用上のリスクと副作用

重大な副作用(胸痛、痙攣、強い思考障害、うつ症状、血圧上昇など)や他の薬剤との相互作用リスクがあるため、心疾患や精神疾患の既往がないか慎重に評価した上で処方されます。副作用が出た場合は速やかに医師に相談し、薬の使用を中止します。

  • 不眠、口渇、頭痛、発汗、ほてり、月経異常、勃起不全
  • 下痢、吐き気、嘔吐、便秘、痔、腹痛、めまい、不安感
  • 味覚異常、心拍数増加・不整脈、うつ、痙攣、腎機能障害、高血圧

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