食べ物のカロリー(熱エネルギー)を測定する方法
はじめに
カロリーは実は熱エネルギーの移動量を示す単位です。食品に表示されている「カロリー」は実際には kcal(キロカロリー)で、1 kcal は 1,000 カロリーに相当します。1 カロリーは、1 ml の水の温度を 1 ℃ 上げるのに必要なエネルギーです。本記事では、身近な材料だけで食べ物のエネルギー量(カロリー)を測定する手順をご紹介します。
必要なもの
- 炭酸飲料の缶(空のもの)
- 水
- まっすぐに伸ばした紙クリップ 3 本
- コルクの小片
- リングスタンド
- 温度計
- 精密はかり(数グラム単位で測れるもの)
- ライター
手順
-
水槽を作ります。炭酸飲料の缶を使い、缶の上端から約 2〜3 cm の位置に、均等に 4 か所穴を開けます。
-
缶を吊るします。伸ばした紙クリップを穴に通し、リングスタンドに掛けて吊り下げます。
-
約 200 ml の水を缶に注ぎ、温度計で初期温度を測ります。
-
簡易的な食材スタンドを作ります。紙クリップの片方を小さな輪に曲げ、もう片方をコルクに差し込んで固定します。
-
測定したい食材を数グラム(できれば 2〜5 g 程度)取り、精密はかりで重量を記録します。作ったスタンドに乗せ、缶の真下に位置させます。
-
食材に火をつけます。炎が消えたら、缶内の水温を再度測定します。
-
燃焼後の食材の残量を精密はかりで測り、重量を記録します。
-
以下の計算式でカロリー(kcal/g)を求めます。
カロリー = (水の体積 (ml) × 温度変化 (℃)) ÷ (燃焼前重量 - 燃焼後重量 (g)) ÷ 1,000
