長期ダイエットが体に及ぼす影響

広告やテレビで「痩せることが美しい」と訴えられますが、体重減少は一晩で起こるものではなく、減量後の体重維持はフルタイムの仕事のようです。長期的なダイエットは体に深刻な影響を及ぼすことがあります。ダイエットを始める前にそのリスクを知っておくことが、健康を保つ鍵となります。

栄養素欠乏

カロリー制限や特定の食品・食品群の排除は、長期間続くと必要な栄養素が不足します。代表的な欠乏はビタミンB12、鉄、カルシウム、カリウム、ナトリウムです。鉄不足は貧血を、カルシウム不足は骨粗鬆症や骨折を、カリウム・ナトリウム不足は心臓疾患を引き起こす可能性があります。

リバウンド(ヨーヨーダイエット)

急激なカロリー削減で体重を短期間に落とすと、筋肉や水分が主に失われ、通常の食事に戻すとすぐに体重が戻ります。結果として体重の増減が繰り返される「ヨーヨーダイエット」になりやすく、代謝異常や心血管疾患(糖尿病・高血圧など)のリスクが高まります。

過食症(神経性大食症)

極端な食事制限は過食症を引き起こしやすくなります。制限された食べ物への執着が強くなり、過食と嘔吐を繰り返すことで、腎不全や不整脈、最悪の場合は死に至ることもあります。

皮膚・髪・爪のトラブル

水分や脂質が不足すると、皮膚は乾燥・ざらつき、髪はパサつき・脱毛、爪は割れやすくなります。十分な水分摂取と適切な脂質、野菜や果物の摂取で改善できます。

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