フェンテルミン30とは? 作用・処方基準・服用方法を解説
フェンテルミン30とは
フェンテルミン30は、食欲抑制薬(食欲抑制剤)に分類される処方薬で、肥満の治療に用いられます。数字の「30」は、1錠あたりの有効成分が30 mgであることを示します。正確な作用機序は不明ですが、食欲を抑えると同時に代謝や中枢神経系にも影響を与えると考えられています。
処方基準
- 食事と運動の改善と併用する短期間の治療として使用されます。
- BMIが30以上、またはBMIが27以上で高血圧や高コレステロールなどの合併症がある場合に主に処方されます。
臨床試験の結果
- 短期試験では、食欲抑制薬を服用した肥満成人はプラセボ群よりも平均してやや多く体重を減少させましたが、差は1週間あたり数百グラム程度にとどまりました。
- 体重減少の大部分は治療開始の最初の1週間に起こり、長期的な効果は限定的です。
注意が必要な人
- 重度の動脈硬化、心血管疾患、緑内障の既往がある人。
- アンフェタミン類似の依存性があるため、薬物乱用歴のある人は使用すべきではありません。
- 上記は例示であり、服用前に医師へ詳しい既往歴を伝えることが重要です。
用法・用量
- カプセルは「フェンテルミン30mg」、錠剤は37.5 mg(基剤は30 mg)です。
- 通常は朝食前または食後2時間後に1回服用し、睡眠を妨げないよう夕方以降の服用は避けます。
- 必要に応じて医師の指示のもとで分割投与することがあります。
警告と留意事項
- 使用中は定期的に医師と連絡を取り、副作用や体調の変化があれば速やかに相談してください。
- フェンテルミンは短期的な補助薬であり、週3回以上の有酸素運動やカロリー制限食と組み合わせることが不可欠です。
