減量中の方のタンパク質シェイク
タンパク質シェイクは、主に大豆や卵由来のたんぱく質を高濃度で含む飲料です。ボディビルダーやアスリートが筋肉増量を目的に利用することが多く、減量を目指す人向けに「脂肪燃焼」や「体重減少」を促すと宣伝されることもあります。しかし、シェイクが減量に直接効果があると裏付ける臨床的なエビデンスは現在のところ存在しません。
タンパク質シェイクと減量
メイヨークリニックの管理栄養士カサンドラ・ゼラツキー氏によれば、タンパク質シェイクはカロリーが高く、むしろ減量を妨げる可能性があります。シェイクは主に筋肉量を増やすために、ウェイトトレーニングと併用して摂取されますが、体重を落とすことが目的の人が誤って「シェイクを飲めば痩せる」と考えることがあります。
ゼラツキー氏は、減量中の方にはほうれん草やサーモンなどのたんぱく質豊富な食品を摂取する方が効果的だと指摘しています。成人は1日あたり36〜46gのたんぱく質を目安に摂取すれば、バランスの取れた食事から十分に満たすことができます。減量のためにタンパク質シェイクを必ずしも取り入れる必要はなく、現時点でシェイクが体重減少に有効であるという証拠はありません。
