体重減少は脂肪制限と炭水化物制限、どちらが効果的か?
炭水化物と脂肪はどちらも体に必要な栄養素ですが、過剰に摂取すると体重増加の原因になります。運動習慣や体格に合わせたバランスが重要です。
炭水化物を減らす
炭水化物は体の成長や維持に欠かせないエネルギー源です。しかし、必要以上に摂取すると余剰分が肝臓で脂肪に変換され、体内の脂肪貯蔵庫へ運ばれます。炭水化物を体の必要量以下に抑えると、消化系がエネルギーをより効率的に利用するようになりますが、通常の炭水化物摂取に戻すと、効率化した消化系の影響で脂肪が蓄積しやすくなります。
脂肪を減らす
脂肪は炭水化物が枯渇したときのエネルギー源として働きますが、減量を目指すならできるだけ控える方が効果的です。肉類、卵、揚げ物、乳製品などの脂肪が多い食品を避けると良いでしょう。例として、オリンピック金メダリストのマイケル・フェルプスはオフシーズンに炭水化物だけで1日12,000kcal(平均の6倍)を摂取し、脂肪はほとんど摂らない食事をしています。ただし、極端に脂肪を減らす食事は食事の抜き忘れが起きやすく、管理が必要です。栄養士のキャスリン・ゼルマン氏は、適度な炭水化物と低脂肪または脂肪が少ないタンパク源を組み合わせた食事が、体重減少に最も効果的だと指摘しています。したがって、長期的な減量には脂肪を減らす方が炭水化物を減らすよりも有利です。
