概要
西アフリカで広く食べられている果実、アフリカンマンゴー(学名: Irvingia gabonensis)の抽出物が、体重・体脂肪・コレステロール・レプチンレベルに顕著な改善効果を示すことが明らかになりました。カメルーン・ヤウンデ大学の研究チームが実施した臨床試験では、食事の30〜60分前に150 mgの抽出物を昼食と夕食の前に摂取するだけで、10週間で平均28ポンド(約12 kg)の減量が確認されました。
研究の詳細
102名の過体重ボランティアを無作為に抽出物群とプラセボ群に分け、食事や運動の変更は行わない条件で比較しました。抽出物群は体重減少が顕著で、プラセボ群では変化が見られませんでした。
作用メカニズム
アフリカンマンゴーの種子抽出物は、脂肪生成に関与する特定の遺伝子や酵素の働きを抑制します。特に、食欲抑制ホルモンであるレプチンの感受性を高め、肥満者でよく見られるレプチン抵抗性を改善します。その結果、空腹感が減少し、自然に摂取カロリーが抑えられます。
健康への波及効果
肥満は腎臓病、糖尿病、心血管疾患のリスク因子です。アフリカンマンゴー抽出物が肥満抑制に寄与することで、これらの慢性疾患予防にも期待が持てます。現在、商品化に向けた追加試験が進行中です。
実践的な使用方法
- 1日2回、昼食と夕食の30〜60分前に150 mgの抽出物を摂取する。
- 特別な食事制限や運動は不要だが、バランスの取れた生活を心がけると効果が高まる。
