お茶で痩せる実例と効果
コーヒーは瞬時にエネルギーを与えてくれる飲み物として人気ですが、健康効果はお茶に比べて限定的です。お茶は血中のコレステロールや中性脂肪(血中脂質)を減少させ、体重管理に役立つとされています。
緑茶
緑茶は軽やかな味わいと豊富な抗酸化物質で、ダイエット効果が期待されています。米国臨床栄養学会誌に掲載されたジュネーブ大学の研究では、緑茶に含まれるカフェインとカテキン(ポリフェノール)がエネルギー消費を高め、脂肪酸化を促進することが示されました。熱産生作用により脂肪燃焼が加速し、カフェイン量はコーヒーの約1/3です。
紅茶
紅茶は米国で最も消費されているお茶で、アールグレイやイングリッシュブレックファーストなどがあります。カフェイン含有量は約6オンス(180ml)のコーヒー1杯分に相当します。2008年の研究(米国ベルトスビルのBHNRCとオランダユニリーバ研究所)では、低脂肪食と併用した場合、紅茶の摂取が悪玉LDLコレステロールと血中脂質を低下させることが報告されています。
烏龍茶
烏龍茶は緑茶に似た味わいで、黒茶と同じ植物から作られます。カフェイン量は緑茶と紅茶の中間です。中国の伝統的な考え方では、代謝と脂肪酸化を高めることで体重減少に効果があるとされています。日本・徳島大学の研究では、1日5杯の烏龍茶を飲んだ参加者は、同量の水だけを飲んだグループに比べて脂肪酸化が12%高くなることが確認されました。
その他のお茶
ハーブティー(カモミール、ペパーミント、レモン、ラズベリー、オレンジペコー、タンポポなど)はカフェインを含まず、リラックス効果が主に期待されます。現時点で、ハーブティーが直接的に体重減少に寄与する科学的根拠はありません。
お茶を取り入れるコツ
お茶は低コストで手軽に入手でき、味のバリエーションも豊富です。ティーバッグでもリーフでも構いません。苦味が気になる場合は、低脂肪乳やはちみつ、アガベシロップなどの自然甘味料を加えてみてください。継続的に飲むことで、健康とダイエットの両面で効果が期待できます。
