シナモンは食欲を増進させるのか、抑えるのか?

カシアとセイロンシナモン

シナモンには主にカシアとセイロンの2種類があります。カシアは甘みが強く、刺激が少ないのに対し、セイロンは「本物」のシナモンとされ、シトラス系の風味があります。食欲が低下している人、特にがん治療中の患者さんには、メイヨークリニックが料理にシナモンを加えて味と食べやすさを向上させることを推奨しています。

血糖値への影響

2009年に『Journal of the American Board of Family Medicine』に掲載されたポール・クロフォード医師の研究によると、シナモンは2型糖尿病患者の平均血糖値を低下させました。シナモンに含まれるヒドロキシカルコンはインスリン作用を高めると考えられ、血糖値が下がりインスリン感受性が向上することで、空腹感が刺激され食欲が増すとされています。

使用上の注意点

シナモンは食欲増進だけでなく、吐き気や嘔吐の症状緩和にも用いられます。しかし、血糖降下薬と併用すると低血糖を起こす恐れがあります。また、シナモンに含まれるクマリンは肝臓疾患のある人に悪影響を及ぼす可能性がありますので、過剰摂取は避けましょう。

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