深呼吸で脂肪燃焼と減量を実現
床に横たわるだけ、椅子に座るだけ、あるいは立ったままで、深呼吸を取り入れるだけでエネルギーが増し、集中力が向上し、全身の機能が活性化し、脂肪燃焼が促進されます。ジムや高価な器具は不要です。数か月続けるだけで、不要な体脂肪を減らすことができます。
歴史
深呼吸のルーツは、数千年前のプラーナーヤマ(呼吸法)に遡ります。その重要性は有酸素運動にも取り入れられ、近年では「オキササイズ」と呼ばれる単独のエクササイズとして注目されています。
酸素の役割
酸素は生命に不可欠な要素であり、脂肪燃焼の鍵でもあります。深く息を吸い込むと、肺に酸素が届き、細胞内のミトコンドリアが活性化します。ミトコンドリアはエネルギーを産生する炉のようなもので、酸素が供給されると脂肪が主な燃料となります。つまり、酸素を増やすことは体脂肪を減らす最短ルートです。
有酸素運動としての深呼吸
深呼吸は身体を有酸素状態に保ちます。心拍数は低く保たれ、燃料は主に脂肪です。脂肪を燃やすには炭水化物よりも多くの酸素が必要なため、深呼吸は他の運動に比べて脂肪燃焼効率が最大100%向上すると言われています。
正しいテクニック
以下の手順で始めてみましょう。
- 椅子に背筋を伸ばして座るか、床に仰向けで体を伸ばす。
- 片手を胸に、もう片手を腹部の下部に置く。
- ゆっくりと深く息を吸い、腹部が膨らむのを感じる。
- 息を2秒間止め、鼻からゆっくり吐き出す。
- このサイクルを最低20回繰り返す。
胸だけが上がる場合は浅い呼吸です。腹部が上がることを意識しないと効果が得られません。
効果・メリット
『オキササイズ・システム』の著者ジル・R・ジョンソンによれば、脂肪は酸素・炭素・水素から成り、吸い込んだ酸素が脂肪分子に届くと二酸化炭素と水に分解されます。血液は二酸化炭素を肺へ運び、呼気として排出されます。深呼吸は以下のような効果があります。
- 体全体にエネルギーを供給し、代謝を向上させる。
- 腸の働きを改善し、栄養吸収がスムーズになる。
- ホルモンバランスを整え、コルチゾールの過剰分泌を抑制して脂肪蓄積を防止する。
- 体内の老廃物が効率的に排出され、臓器機能が最適化される。
