コルチゾールと体重減少の関係
事実
先に述べた通り、コルチゾールの増減は健康に影響を与える可能性があります。コルチゾールが不足すると、疲労感や倦怠感が現れ、重度の場合は副腎不全(アジソン病)を引き起こすことがあります。一方、過剰なコルチゾールは体重増加、免疫機能低下、胃潰瘍、早期老化などを招きます。
ストレス
ストレスは体内のコルチゾール濃度が異常に上昇することで生じます。心理的・身体的ストレス時に過剰なコルチゾールが分泌され、特に腹部に脂肪が蓄積しやすくなります。個人差があり、コルチゾールが高まると食欲が増し、逆に低下すると食欲が減る人もいます。このため、サプリメーカーはコルチゾール生成を抑制し、減量を促す製品の開発に注力しています。
コルチゾール抑制型減量製品
減量ブームに伴い、健康的な食事と適度な運動と組み合わせることで体内コルチゾールを大幅に下げると主張するサプリが多数販売されています。中には「10〜50ポンド(約4.5〜23kg)の減量が可能」と謳うものもあります。これらの製品は主に代謝を高め、エネルギー消費を増やすことを目的としています。
主な成分
多くの減量サプリはエネルギー向上や抗ストレス効果を期待できる成分を配合しています。例として、血糖値を調整し食欲抑制効果があるとされるバナバや、中国でストレス低減に用いられるマグノリア樹皮があります。
その他の成分
代謝促進やエネルギー増加を狙う成分として、緑茶エキスや苦味オレンジエキスが使用されます。かつてはエフェドラが使用されていましたが、心血管系への影響から禁止されています。これらの成分は健康に寄与する可能性がありますが、減量や食欲抑制に直接効果があることを示す確固たる研究はまだ不足しています。
