胃バイパス手術後にオートミールは食べられるか?

特徴

手術後の食事は液体→柔らかいもの→固形食へと段階的に進みます。固形食では、食べ物を十分に噛んで柔らかくすることが重要です。そのため、多くの患者はオートミールのような柔らかい食品を好むようになります。ただし、選択肢が限られるため、バランスの取れた栄養を確保することが必要です。新しい食材は徐々に取り入れ、体の反応を観察しましょう。

期間

個人差がありますが、ニューヨーク州ロチェスターのハイランド病院では、固形食への移行に9〜11週間かかると指導しています。固形食が再開したら、体に合う食品を慎重に試す必要があります。例えば、プレーンオートミールは食べられるが、糖分が多いフレーバーオートミールは耐えられないことがあります。また、デーツやレーズン、くるみなどが入ったオートミールは避けた方が良い場合もあります。

留意点

脂肪と糖分の摂取量、そして食感に注意することで合併症を最小限に抑えられます。特に腸管バイパスを伴う胃バイパス患者は、一度に多量の脂肪や糖分を摂ると「ダンピング症候群」を起こすことがあります。メイヨークリニックによると、ダンピング症候群は「食べ物や飲み物が小腸に急速に大量に流れ込み、吐き気、嘔吐、下痢、めまい、発汗」などの症状を引き起こすとされています。

食事を工夫する

胃バイパス手術だからといって、味気ない食事になるわけではありません。時間とともに食べられる食品の幅は広がります。ハーブやスパイスで風味を加え、飽きのこないメニューを作りましょう。同じものを繰り返し食べると栄養バランスが偏り、食事が退屈になります。新しい食習慣に慣れるには忍耐が必要です。

専門家の見解

1994年にRoux‑en‑Y胃バイパス手術を受けた私は、当初はプレーンオートミールを数口しか食べられませんでした。時間が経ち、現在は1.3オンス(約37g)のインスタントオートミール(デーツ、くるみ、レーズン入り)を水半カップで調理して問題なく食べられます。手術から15年経った今でも、ブラウンシュガーとシナモンのフレーバーは糖分が多くダンピング症候群を起こす恐れがあるため避け、低糖のフルーツフレーバーを選んでいます。自分の体の声に耳を傾け、限界を知ることが大切です。

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