1日に必要なカロリーはどれくらい?
栄養表示を見ると、一般的な目安として女性は1日2,000kcal、男性は2,500kcalと記載されています。しかし、実際に必要なカロリーは年齢・体重・活動レベルによって1,500kcalから3,000kcalまで大きく変わります。
カロリーとは
カロリーはエネルギーの単位で、食品中のエネルギーは脂質、たんぱく質、炭水化物から供給されます。たんぱく質と炭水化物は1gあたり4kcal、脂質は1gあたり9kcalです。体はこれらすべてを使って、心拍や呼吸、血液循環といった基本的な機能から、睡眠や運動までを支えます。
基礎代謝率(BMR)
安静時でも心臓を動かし、肺を呼吸させ、血液を循環させるためにエネルギーが必要です。この最低限のエネルギー消費を基礎代謝率(BMR)と呼び、総消費カロリーの約70%を占めます。例えば体重68kg(150ポンド)の女性が1日2,080kcal必要とすると、BMRは約1,456kcalです。BMRは遺伝、性別(男性の方が高い)、体重、年齢(年齢とともに低下)で決まります。
活動レベル
日常の活動は総消費カロリーの約20%を占め、体重68kgの女性で約416kcalに相当します。活動が激しくなるほど消費カロリーは増えます。たとえば、時速3マイルで1時間歩くと約300kcal、同じ時間を時速6マイルで走ると約680kcal消費します。
食事誘発熱(TEF)
食べ物を噛み、飲み込み、消化・吸収する過程でもエネルギーが使われます。これを食事誘発熱(Thermic Effect of Food)と言い、1日の総消費カロリーの約10%を占めます。たんぱく質は最も多くのエネルギーを要し、脂質は最も少なく、脂質は総カロリーの30%以下に抑えるのが望ましいです。
ダイエットと体重管理
体重を減らすには、消費カロリーが摂取カロリーを上回る必要があります。摂取カロリーを減らすか、消費カロリーを増やすかの二つの方法がありますが、まずは食べ物のカロリーを正確に把握することが重要です。食品カロリー計算ツールを使って、摂取量とカロリーを比較し、適切なカロリー削減策を検討しましょう。
