砂糖の代替品にはどんな種類がありますか?
砂糖代替品は、砂糖の甘味を保ちつつカロリーを抑える食品です。自然由来のものと人工的に合成されたものがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
サッカリン
サッカリンは市場に登場した最初の人工甘味料で、1950年代に歯磨き粉やダイエット食品・飲料に広く使用されました。苦味が強いため他の甘味料と混合して使用されます。過去には膀胱がんとの関連が指摘されましたが、ヒトに対する発がん性は確認されていません。
アスパルテーム
アスパルテームは偶然の発見から誕生しました。胃潰瘍治療薬の開発中に甘い粉末が手に付着し、そこから甘味料として利用が始まりました。砂糖の約200倍の甘さを持ち、飲料やアイスクリーム、ゼラチンなど多くの低カロリー食品に使用されています。サッカリンと同様にがんとの関連が懸念されましたが、ヒトでの確固たる因果関係は示されていません。
スクラロース
スクラロースは砂糖を原料に化学変化させた甘味料で、加熱に強く焼き菓子や揚げ物に適しています。がんを直接引き起こす証拠はありませんが、同系統の化合物に発がん性があるものがあるため注意が呼びかけられています。体内で代謝されず、ほぼそのまま排泄されるため、摂取による健康リスクは低いと考えられます。
その他の甘味料
現在米国で承認審査中の人工甘味料として、ヨーロッパで広く利用されているキシリトールやステビアがあります。
酢酸鉛
酢酸鉛は古代ローマで使用された甘味料で、鉛を含むため長期使用すると鉛中毒を引き起こし、最終的に使用が禁止されました。
