アルカリフードダイエットの実践ガイド
基本情報
人間の血液はpH7.35〜7.45でややアルカリ性です。食べ物は消化・代謝されると、血液中にアルカリ性の重炭酸塩または酸を放出します。農業が普及した結果、欧米の食生活は穀物、肉、乳製品、塩分が多く、果物や野菜の摂取が減少しました。アルカリダイエットの支持者は、酸性食品が過剰になると血液のpHバランスが崩れ、病気になりやすくなると主張します。その過程でカリウム、カルシウム、ナトリウム、マグネシウムといった必須ミネラルが失われます。
アルカリダイエットの支持者が語る効果
現在、一般的な健康効果を裏付ける大規模な臨床試験はありません。従来の医師は、塩分・肉・精製穀物の摂取を減らすことは健康に良いと認めていますが、酸性食が慢性疾患の原因であるとはほとんど言及しません。一方、代替医療の実践者は、酸性が以下のような症状や病気の主因と考えています。
- 倦怠感
- 鼻づまり
- 風邪やインフルエンザの頻発
- 不安・イライラ
- 卵巣嚢胞や多嚢胞性卵巣症候群、良性乳腺嚢胞
- 頭痛の頻発
また、アルカリ性食は骨粗鬆症や加齢による筋肉減少、カルシウム結石の予防に役立つという証拠があります。
安全上の注意点
どのダイエットでも、開始前に医師と相談することが重要です。特に腎機能障害がある方は、医師の監督なしにアルカリダイエットは推奨されません。カリウムレベルに影響する薬を服用中の方や心疾患を持つ方も、必ず医師に確認してください。
アルカリ性食品の選び方
野菜、サラダ、ナッツ、オイルを積極的に取り入れると効果的です。生の野菜・果物を中心に、1日3リットルの純粋な蒸留水を飲むことが推奨されます。食事の目安は「80/20ルール」。全体の80%をアルカリ性食品、残り20%までを酸性食品とするバランスを目指しましょう。目安は、皿の70〜80%をアルカリ性食品で埋めた後に酸性食品を加える形です。
野菜
- アスパラガス
- アーティチョーク
- キャベツ
- レタス
- 玉ねぎ
- カリフラワー
- ラディッシュ
- カブ
- ラムズレタス
- エンドウ豆
- ズッキーニ
- 赤キャベツ
- リーキ
- クレソン
- ほうれん草
- カブ
- チャイブ
- にんじん
- インゲン豆
- ビートルート
- にんにく
- セロリ
- 全粒小麦
- きゅうり
- ブロッコリー
- ケール
- 芽キャベツ
果物
- レモン
- ライム
- アボカド
- トマト
- グレープフルーツ
- ルバーブ
飲料
- フレッシュ野菜ジュース
- 蒸留水
- レモンウォーター(蒸留水+レモンまたはライム)
- ハーブティー
- 野菜ブロス
- 無糖豆乳
- アーモンドミルク
種子・ナッツ・穀物
- アーモンド
- かぼちゃの種
- ひまわりの種
- ごま
- 亜麻仁
- そば粉
- レンズ豆
- クミンシード
- 発芽した種子全般
脂肪・油
- 亜麻油
- ヘンプオイル
- アボカドオイル
- オリーブオイル
- イブニングプリムローズ油
- ココナッツオイル
