Citrimax(シトリマックス)とは?その特徴と研究結果

Citrimax(シトリマックス)とヒドロキシクエン酸(HCA)の概要

Citrimaxは、インド原産のガルシニア・カンボジア(小さなカボチャに似た果実)の外皮から抽出されるヒドロキシクエン酸(HCA)を主成分とする減量サプリです。炭水化物を脂肪に変換する酵素を阻害し、いわゆる「カーブロッカー」として販売されています。GNC、ウォルマート、コストコなどの店頭や、ダイエット・フィットネス系のオンラインショップで購入できます。

HCAの歴史

ガルシニアは古くから、風味付けや食品保存の目的で利用され、消化促進や満腹感を高める効果が伝えられてきました。1970年代にマウスを用いた実験で、HCA投与群が食事摂取量を減らすことが報告されました。この結果を受け、米国のメーカーはヒトへの十分なデータが揃う前に、減量目的でHCA製品の販売を開始しました。

代表的なHCA製品

  • Citrimax、Super Citrimax、Hydroxycut、Citrin、Super Garcinia などが市販されています。
  • 2009年、FDAはHydroxycut製品に対し、心血管障害・肝障害・けいれんなどの重篤な副作用報告があったとして販売停止を勧告しましたが、HCA自体が原因と特定されたわけではありません。

研究結果はまちまち

動物実験では、CitrimaxがATP‑Citrate Lyaseという酵素を阻害し、炭水化物が脂肪に変わる過程を抑制することが示され、食欲抑制効果も報告されました。しかし、ヒトを対象とした二重盲検試験(1998年のJAMA、2000年のPhysiology & Behavior)では、Citrimaxとプラセボの間に体重変化に有意差は認められませんでした。一方、2004年のジョージタウン大学医療センターの研究では、改良版SuperCitrimaxが体重減少に寄与したと報告されています。

運動パフォーマンスへの可能性

2001年のマーストリヒト大学の研究では、サイクリストが18 gのCitrimax液を摂取したグループは、プラセボ群に比べて運動後の乳酸濃度が有意に低く、筋肉疲労の軽減が示唆されました。

Citrimax と SuperCitrimax の誕生背景

1991年、InterHealth社がCitrimaxをサプリメントとして発売しました。当時はエフェドリンが主流でしたが、2004年にFDAがエフェドリンを禁止したため、安全で刺激が少ない代替品としてCitrimaxが注目されました。期待した効果が得られない利用者が増えると売上は低下し、さらなる研究を経て1997年に改良版SuperCitrimaxが投入されました。

減量(体重減少) - 関連記事