退職時にメディケアは必要ですか?
メディケアとは
メディケアは米国の政府が運営する全国的な健康保険制度です。65歳以上の高齢者や、筋ジストロフィー(ALS)など特定の疾患を持つ人が対象となります。制度は複雑で、主に4つのパートに分かれています。
メディケアの構成(4つのパート)
- パートA(入院保険):病院での入院やホスピスケアなど、入院にかかる費用をカバーします。
- パートB(医療保険):医師の診療や外来治療、検査など、入院外の医療費を対象とします。
- パートC(メディケア・アドバンテージ):民間保険会社が提供するプランで、パートA・Bのサービスに加え、追加の福利厚生(例:入院時の追加カバー)を含むことが多いです。
- パートD(処方薬保険):処方薬の費用を補助します。
退職者の加入手続き
社会保障(Social Security)の給付を受けている退職者は、米国社会保障局(SSA)により自動的にパートAとパートBに加入します。パートAは無料で、拒否することはできません。パートBはオプションで、保険料を支払うかどうかを選択できます。パートCとパートDは任意加入です。
加入例外
以下のケースでは自動加入されません。
- プエルトリコ在住者
- 海外に居住し社会保障給付を受けている人
これらの方はSSAに直接連絡し、パートBへの加入手続きを行う必要があります。
なお、退職時に必ずしもメディケアが必要になるわけではなく、65歳未満で障害がない限りは別の保険が必要です。
