コロラド州の長期介護パートナーシップ制度

コロラド州における長期介護

長期介護パートナーシッププログラムは、州と保険会社が協力し、住民が長期介護保険に加入するインセンティブを提供する仕組みです。メディケイドはナーシングホーム費用の大部分を負担しますが、長期介護保険に加入していればメディケア利用が減少し、州・連邦の財政負担を軽減できます。コロラド州は2008年1月1日から本プログラムを導入し、保険会社向けに複数の規則を定めました。

長期介護パートナーシップの概要

本制度は2005年の「赤字削減法(Deficit Reduction Act)」の一環として開始され、メディケイドへの負担軽減と、コロラド州民が高額になる長期介護費用から守られることを目的としています。2010年のデータによると、ナーシングホームのセミプライベートルームの平均費用は年間約72,000ドルです。介護サービスはメディケアや一般健康保険の対象外であり、長期介護保険に加入すれば、資産の全額を介護費用に充てることなく、遺産を一定程度保全できます。

利用者へのメリット

パートナーシップ保険を購入する最大の利点は、保険金を使い切った後でも、資産をすべて使い果たすことなくメディケイドで介護サービスを受けられる点です。コロラド州は、保険金額相当分の資産を保護します。たとえば、保険金額が30万ドルの場合、保険金が尽きても30万ドルまでの資産は遺族に残すことができます。

保険の要件

  • 保険は「パートナーシップ保険」である旨を明示し、保険契約書に「長期介護パートナーシップステータスに関する通知」を添付すること。
  • 最低保険金額が設定されており、税制上の適格保険(税控除対象)であること。
  • 75歳未満の加入者はインフレ保護が必須。61歳未満は年率5%の複利インフレ保護、62歳~74歳は年率3%の複利、または5%の単利、もしくは保険金が2倍になるまでの5%複利インフレ保護のいずれかを選択できる。

保険の注意点

パートナーシップ保険は法改正や州外への転居により、メディケイドの資産保護が受けられなくなるリスクがあります。また、インフレ保護を除外するなど保険内容を変更すると、パートナーシップ特典が失われ、単なる長期介護保険に戻ります。

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