医療保険の基本と選び方
医療保険は家計の大きな支出項目の一つであり、契約内容が分かりにくいことが多いです。保険を選ぶ際に注目すべきポイントを押さえておくと、適切なプランを見つけやすくなります。
保険の種類
大きく分けて「インデムニティ保険」と「マネージドケア保険」の2種類があります。
- インデムニティ保険は、好きな医療機関を自由に選んで受診でき、保険金は実際にかかった費用に対して支払われます。
- マネージドケア保険は、保険会社が定めた医療機関リスト(ネットワーク)から選択する形で、一般的に保険料が安く設定されています。
マネージドケア保険の種類
- HMO(Health Maintenance Organization):ネットワーク内の医師・病院しか利用できず、利用しない場合は給付が受けられません。
- POS(Point of Service)プラン:基本はHMOと同様ですが、ネットワーク外の医師を受診することも可能です。その際は、主治医から専門医への紹介が必要です。
- PPO(Preferred Provider Organization):ネットワーク外の医師も受診できますが、ネットワーク内の医師を利用した方が自己負担額が少なくなります。
免責金額(Deductible)
インデムニティ保険では、保険金が支払われる前に加入者が先に支払う「免責金額」が設定されています。PPOやPOSプランでも免責金額が設定されている場合があります。
コペイ(Copay)
マネージドケア保険では、診療ごとに一定額(コペイ)を自己負担し、残りを保険がカバーします。コペイは診療内容や医師の種類によって異なります。
コインシュアランス(Coinsurance)
免責金額を支払った後、一定の割合で自己負担と保険金が分担されます。たとえば「80/20(上限10,000ドル)」の場合、保険会社が80%、加入者が20%を支払います。自己負担総額が10,000ドルに達すると、それ以降は保険会社が全額を負担します。
