季節性情動障害(SAD)の光療法の使い方

季節性情動障害(SAD)は、冬季の昼光時間が短くなることでうつ状態やエネルギー低下が起こる症状です。診断マニュアルに正式に掲載されていないこともありますが、光療法は有効な治療法として広く用いられています。

必要なもの

  • SAD用ライトボックス
  • 医師の相談

光療法の手順

  1. 1. 治療開始の時期

    秋の初め、症状が現れたら光療法を開始します。春まで継続し、季節が変わると自然に気分が回復します。雨や曇りが続く夏でも使用できます。

  2. 2. ライトボックスの置き方と視線

    ライトボックスは目に直接見るのではなく、間接的に光が目に入るように隣に置きます。目は開けておく必要がありますが、直視は避けてください。朝起きたらすぐに使用し、日の出シミュレータータイプは自動で明るくなります。

  3. 3. 照射時間の設定

    最初は15分間の照射から始め、医師の指示で30分~2時間まで延長します。照射時間はライトの光度(lux)に依存します。

  4. 4. 照射中の過ごし方

    光療法中は読書や仕事、テレビ視聴、電話、食事などで時間を有効活用しましょう。朝の光は体内リズムに合わせるため、夜間の使用は睡眠を妨げます。治療を途中で中止すると症状が再発することがあります。

  5. 5. ライトボックスの光度確認

    光度はluxで表され、一般的に2,500〜10,000luxが使用されます。10,000luxの場合は約30分、2,500luxの場合は約2時間の照射が目安です。適正な光度であることを定期的に確認してください。

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