全般性不安障害(GAD)と双極性障害Ⅰの違い
全般性不安障害(GAD)は「不安」障害、双極性障害Ⅰは「気分」障害に分類されます。イライラは両方に現れることがあります。以下の基準に基づき、医師がGADと双極性Ⅰの併存、または単独の診断を行います。
全般性不安障害(GAD)とは
日常の出来事に対して過度の不安や心配が止まらず、コントロールが難しい場合、GADの可能性があります。
GADの主な症状
- 筋肉の緊張、落ち着きのなさ、睡眠障害、イライラなどの身体的症状
- 不安が強くなり、日常生活や仕事に支障をきたす場合もGADと診断されます。
GADと双極性障害Ⅰの見分け方
双極性障害のエピソード(例:躁状態)のみで不安症状が出る場合はGADと診断されないことがあります。一方、気分エピソードが寛解期でも不安が続く場合は、GADと併存する可能性があります。
双極性障害Ⅰとは
躁エピソードを経験し、うつエピソードが臨床的に認められない場合、双極性障害Ⅰと診断されます。
躁エピソードの特徴
異常に高揚したり、イライラしたりする気分が続き、以下のような症状が見られます。
- 睡眠欲求の減少
- 話し続ける衝動
- 注意散漫、思考の奔流
- 危険な行動への衝動的な追求
