複雑性PTSD(C‑PTSD)の主な症状と影響

PTSD(心的外傷後ストレス障害)は、戦闘経験者や重度の虐待・トラウマを受けた人々に見られますが、長期間にわたる慢性的な被害を経験した場合は、複雑性PTSD(C‑PTSD)と呼ばれます。症状は個人差が大きく、以下のような領域で現れます。

トラウマ体験

  • 戦争や武力紛争、長期にわたる身体的・性的虐待、監禁など、持続的なトラウマを経験した人が対象です。

感情調整の障害

  • 持続的な悲しみ、爆発的または抑制された怒り、さらには自殺念慮など、感情のコントロールが困難になります。

意味体系の変容

  • 信念の喪失や全体的な絶望感など、人生や世界に対する意味付けが大きく変化します。

意識の変容

  • トラウマ体験を忘れたりブロックしたりすること、フラッシュバックで何度も再体験すること、あるいは自分の身体や思考から離脱した感覚(解離)を経験します。

対人関係への影響

  • 他者への不信感や孤立、救助者を求め続ける行動が見られます。
  • 加害者に対して過度な権力を認めたり、復讐心にとらわれたりすることもあります。

自己イメージの歪み

  • 恥や罪悪感、無力感、スティグマ感覚、他者と自分は違うという感覚に悩まされます。

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