双極性障害の症状を記録する方法
双極性障害の症状を記録する重要性
双極性障害の症状は人それぞれ異なりますが、適切なツールを使えば管理が可能です。自分に合ったマニック(躁)と抑うつ(うつ)の基準を設定し、症状をグラフ化することで、精神科医が化学的状態の変動を把握し、治療を調整しやすくなります。症状が安定すれば、患者本人や家族も日常の激しい躁うつにとらわれず、充実した生活を送ることができます。
必要なもの
- 小さなノート
- ペン
- 腕時計
手順
- ベースラインを作る:最初の1週間、感じた感情・行動・突発的な出来事をすべてノートに書き留めます。同時に腕時計で時間を記録し、参加したイベントや人間関係もリスト化します。
- 躁(マニック)状態の基準を決める:例えば、金銭の浪費、睡眠不足、突発的なエネルギー増加、創造性の高まり、誇大妄想、過度の性的衝動、止まらない会話や笑いなど、自分に当てはまる項目を挙げます。
- 抑うつ状態の基準を決める:人との接触を避ける、感情の爆発、やる気の低下、過度の睡眠、無関心、否定的・暴力的・非合理的な思考など、該当する症状を書き出します。
- 表を作成する:用紙を縦に4列、横に25行に区切ります。上段の列見出しは「時間」「強度」「躁」「抑うつ」とします。
- 日々記録する:ノートとペンを常に持ち歩き、時間とともに症状を記入します。「強度」欄には1〜10の数字で感情の強さを評価し、1が最も低く、10が最も高いとします。
- 医師と共有する:毎月ノートを精神科医やカウンセラーに見せ、症状の推移を確認してもらいます。継続的に記録することで、最適な治療方針が立てやすくなります。
