Lexapro(エスシタロプラム)を中止する際の副作用と対策

Lexapro(エスシタロプラム)は、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)に属する抗うつ薬で、うつ病や不安障害の治療に広く使用されています。急に服用をやめると、さまざまな離脱症状が現れることがあります。

離脱症状が現れるまでの時間

最後の服用から最短で約8時間後に離脱症状が出始めることがあります。1回だけ服用を忘れた場合でも症状が出ることがあり、症状は通常2週間程度続きますが、稀に1か月以上続くこともあります。

主な離脱症状

急に服用を中止したり、1回でも服用を逃したりすると、以下のような症状が現れることがあります。

  • 頭痛、イライラ、めまい
  • 睡眠障害、だるさ、突然の悲観感
  • 発汗、体の灼熱感や刺すような感覚、しびれ
  • 混乱や注意力低下

減量時の注意点

服用量を減らす際にも離脱症状が出ることがあります。通常は数日で体が新しい用量に慣れますが、症状が重く数日以上続く場合は、すぐに医師やセラピストに相談してください。必要に応じて元の用量に戻すことがあります。

予防と対策

Lexaproを急にやめる(いわゆる「コールド・ターキー」)ことは推奨されません。医師は徐々に減量するスケジュールを立て、個人差に合わせて減量速度を調整します。唯一、急な中止が指示されるのは、うつや不安の症状が悪化したり、自殺念慮が出現した場合です。

警告事項

エスシタロプラムのジェネリック薬もありますが、服用中に離脱症状が急に現れた場合は、薬剤の製造過程で問題が起きている可能性も考慮し、医師に相談してください。これは極めて稀なケースです。

子ども・青年への使用に関する議論

SSRIを子どもやティーンエイジャーに投与することは議論の対象です。一部の若年者は症状が改善するものの、重篤な副作用で自殺や暴力行為に至るケースも報告されています。2005年に米国食品医薬品局(FDA)は、すべてのSSRIに黒字警告(ブラックボックス警告)を義務付けました。

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