闘争・逃走反応の段階
なぜ動物は「闘争か逃走」反応を示すのか
動物は自分や子孫を守るために、闘争か逃走(ファイト・オア・フライト)反応を利用します。驚いたり脅威を感じた瞬間に、生存のための最適な行動を瞬時に選択します。臆病なウサギは逃げ、黒熊のように攻撃的な動物は敵に立ち向かいます。
警戒段階(Alarm Stage)
脅威を感知した瞬間、脳とホルモンが即座に働き、コルチゾールとアドレナリンが急上昇します。これにより瞬時のエネルギーが供給され、危険に対する反応が引き起こされます。人間はこの段階での行動をほとんど覚えていないことがあります。
抵抗段階(Resistance Stage)
体はホメオスタシス(恒常性)へ戻り、ホルモンレベルが低下し、神経系が落ち着きます。回復と細胞の再生が進む時期です。例えばウサギは驚いた後に走り去り、休息することでこの段階に入ります。
疲弊段階(Exhaustion Stage)
ストレス源が除去されないまま長時間続くと、全エネルギーが使い果たされ、反応が遅くなるか不可能になります。脳の海馬が損傷し記憶力や思考力が低下する恐れがあります。抵抗段階でリラクゼーションを取り入れることで、疲弊段階への進行を防げます。
