仏教の呼吸瞑想の始め方と実践法
仏教の呼吸瞑想(アナパナサティ)とは
アナパナサティと呼ばれる仏教の呼吸瞑想は、意識的に呼吸に注意を向けることで心を鎮め、マインドフルネスを得る修行です。マインドフルネスとは、現在の環境や自分の身体状態、感情、意識をありのままに観察することを指します。定期的に実践すれば脳の構造変化が起き、ストレス・不安・うつ・ネガティブ思考の軽減に効果があります。
初心者におすすめの呼吸数え瞑想の手順
静かで邪魔されない場所を選びます。室内でも屋外でも構いません。
背筋を伸ばし、安定した姿勢で座ります。伝統的には床に座り蓮華座をとりますが、難しい場合は椅子に座るか、床であぐらを組んでもかまいません。
目を閉じ、ゆっくりと深く呼吸しながら、呼吸そのものに意識を向けます。
吸うときに「1」、吐くときに「2」と数え始めます。思考はなるべく排除し、数と呼吸だけに集中します。
数を10まで続けます。途中で思考が逸れたら、1に戻して再び数え直します。
10に達したら逆に数を減らし、1まで戻ります。10から1まで数えることで、呼吸への集中を深めます。
このサイクルを15分間続け、思考の乱れなく数えることができたら、数をやめて呼吸そのものにただ注意を向ける練習に移ります。
継続的に行うことで、心身の安定と集中力の向上が期待できます。
