介護者支援プログラムを提供する大学

アルツハイマー病や認知症、障害、末期疾患を抱える方々は、周囲からの継続的なケアが必要です。家族は献身的に介護にあたりますが、介護者自身も心身・経済的に大きな負担を抱えています。近年、医療機関は介護者も支援の対象であることを認識し、大学が先駆的に介護者向けプログラムを立ち上げています。

コロンビア大学(Columbia University)

コロンビア大学医学センターは、介護者に単なるサポートだけでなく、芸術体験の機会も提供しています。ニューヨークの主要美術館(メトロポリタン美術館、近代美術館、グッゲンハイム美術館)で月2回の介護者サポートグループを開催し、専門スタッフがガイド付きのディスカッションを行った後、参加者は自由にアートセラピーを体験できます。

ルイビル大学(Louisville University)

記憶喪失が進む中で介護者は深い悲しみと向き合います。ルイビル大学は、アルツハイマー・認知症患者の介護者向けに、無料で利用できるボランティア介護者プログラムを提供し、地域の個人や家族に継続的な支援と相談窓口を設けています。

イェール大学(Yale University)

イェール大学のWorklife Programは、養子縁組や高齢者介護など人生の転機に直面する人々を支援します。ニューヘイブン校舎で開催される無料のサポートグループの中に、アルツハイマー患者の家族・介護者向けのグループもあり、地域住民に手軽に利用できる支援を提供しています。

ロザリン・カーター・インスティテュート(Rosalynn Carter Institute)

元米国ファーストレディ、ロザリン・カーター氏はジョージア大学システムと協働し、ジョージア・サウスウェスタン大学に介護者支援機関を設立しました。CARE‑NETプログラムは、州内全域に支援グループとカウンセリング拠点を配置し、2008年には介護専門家資格(Caregiving Specialist Certificate)という学際的教育プログラムを開始、介護分野での専門職やキャリア形成を支援しています。

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