水分摂取不足が尿素に与える影響

タンパク質や核酸は窒素を含む重要な分子です。これらが分解されると、体内で窒素を含む老廃物「尿素」が生成されます。尿素は腎臓で血液から濾過され、尿として排泄されます。

重要性

腎臓は尿素や余分な塩分を効率的に除去しますが、ある程度の水分は必ず失われます。暑さを感じると皮膚の汗腺から汗が分泌され、体温調節が行われます。汗・呼吸・排尿で失われた水分を補給しなければ、体が必要とする水分が不足し、脱水状態に陥ります。

機能

脱水が進むと視床下部が抗利尿ホルモン(ADH)の分泌を促し、下垂体からADHが放出されます。ADHは腎臓に働きかけ、尿の生成量を減らし濃縮させます。しかし、水分が不足したままでは血液中の尿素を十分に排除できず、血中尿素窒素(BUN)濃度が上昇します。

影響

血中尿素濃度の上昇自体は直ちに命に関わるものではありませんが、重度の脱水は臓器不全やショックを引き起こし、最終的に致死につながる可能性があります。

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