グリセリンの主な機能と用途とは
グリセリンは、石鹸製造やバイオディーゼルの生成、食用油の精製過程で得られる、粘性のある無色・無臭の液体です。食品、化粧品、医薬品など幅広い分野で保湿剤・甘味料・テクスチャ改善剤として利用されています。
食品への利用
グリセリンは水分を保持し、食感を向上させるため、キャンディや焼き菓子などに添加されます。また、甘味を付加する役割も果たします。
化粧品・パーソナルケア
歯磨き粉やリップグロスなどの製品に滑らかさと光沢を与えます。保湿剤として肌を柔らかくし、潤いを保つため、ローション、モイスチャライザー、石鹸などに広く使用されています。
医薬品への利用
医薬品でも食品や化粧品と同様に、保湿剤・テクスチャ改良剤、錠剤の結合剤として利用されます。
安全性
米国食品医薬品局(FDA)は、食品・パーソナルケア製品・医薬品におけるグリセリンの使用を安全と認めています。USP規格や食品グレードの製造は、FDAの厳格な監視下にあります。
その他の用途
家庭でも活躍します。冷凍庫の粘着した液体の除去や、温水に石鹸のかすを加えて液体ハンドソープを作ることができます。また、1:2(グリセリン:水)の溶液に乾燥葉を数日浸すと、数か月間柔らかく保存できます。
